能登半島復興を願って「祈りの茶」 高山右近 没後410年記念 加賀藩の礎を忍ぶ、現代の文化・工芸
茶の湯と工芸が深く関わっていることを再認識し、石川の文化、アート、工芸を内外に発信する「百工茶会」。今回は、能登半島地震と豪雨の復興祈念とともに、来年没後410年を迎えるキリシタン大名・高山右近を慕う「祈りの茶」として開催されます。
- 開催日
- 2024年12月07日(土)
- 開催時間
- ・奉茶式 11:30~
・講演会 11:50~
・茶席 9:00/9:45/13:00/13:45/14:30 - 会場
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カトリック金沢教会
金沢21世紀美術館
・奉茶式・講演会
カトリック金沢教会 聖堂
・茶席
薄茶席:カトリック金沢教会 2階講堂
立礼席:金沢21世紀美術館 松涛庵 - 内容
- ・奉茶式
裏千家今日庵業躰 奈良宗久
・講演会
「キリスト教宣教師が見た茶室で祈るジュスト高山右近」
講師:関東学院大学国際文化部非常勤講師 スムットニー宗祐
・茶席
薄茶席:主 裏千家 奈良宗久、スムットニー宗祐、百工会
立礼席:主 金沢青年会議所茶道同好会「青宝会」、好古会 - 主催者等
- 主催:百工茶会実行委員会
- 参考リンク
- その他
開催レポート
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3回目となる今年は教会が会場
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能登半島地震の復興を祈念するとともに没後410年を迎える高山右近を慕う茶会 能登ヒバ製の棚や能登半島地震での割れを輪島塗で継いだ茶碗など、能登ゆかりの品が使われました
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それぞれのしつらえに込められた思いに皆さん興味深い様子
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能登に心を寄せながら、和やかなひとときを過ごしました
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会場では高山右近に関するパネル展示も
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金沢21世紀美術館松涛庵でも薄茶席が設けられました
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聖堂で行われた「奉茶式」 祈りを込めて奈良宗久氏がたてたお茶が奉納されました
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右近と茶の湯について研究されているスムットニー宗祐氏 による「講演会」 文献に残る高山右近の姿を紹介しました
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金沢文化スポーツコミッションは参加者の皆さんにオリジナル”あぶらとり紙”をお土産として進呈✨伝統工芸”金 箔”づくりの副産物がルーツで、パッケージには異なる名所が描かれています